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「苦しくない検査」が胃がんの早期発見、早期治療につながる|伊藤クリニック 伊藤 正祐

集団検診などの結果、「胃カメラの検査を」とすすめられた方が、“コワゴワ”やってくる??。それがこれまでの「口から」の胃内視鏡検査でした。もちろん「もし、やっかいな病気が見つかったら……」という不安からでしょう。しかし、内視鏡検査そのものに対する不安も大きかったはずです。初めて検査を受けられる方は、人から必ず「あれは苦しい検査だよ」という“体験談”を聞かされています。経験者は経験者で「またあんな苦しい検査を」と、足どりも重くなりがちです。本人に自覚症状がない場合は、なおさらです。できれば避けてしまいたいのが「口から」の胃内視鏡検査でした。

2003年6月から「鼻から」の胃内視鏡検査を始めた当院には、現在、年間に1500人ほどの方が胃の内視鏡検査に訪れます。今までに約9000人の検査を行いましたが、現在ではほとんどの方が、「ぜひ鼻からの胃カメラを」とおっしゃいます。「口から」の胃内視鏡検査を実施していた当時の受診者は年間約350人でしたから、「口から」が「鼻から」になって受診者数はおよそ4~5倍になったわけです。

当院で実施しているアンケートによると、鼻からの内視鏡検査を受けた94.2%が「苦しくなく楽だった」と答えています。胃ガンの発見率は、「口から」も「鼻から」もほとんど変わりありません。「苦しくない」検査が広く受け入れられ、すすんで受診される方が増えれば、それだけガンを早期に発見できる方、治療を始められる方が増えるわけです。

ただし、まだ新しい検査法なので、適切に普及しなかったために万一トラブルが起きては困ります。私たちは経鼻内視鏡検査のスタンダードづくりを目的に、関西における研究会を2005年3月に発足させました。こうした試みが全国に広がり、より多くの方が「苦しくない」内視鏡検査を積極的に受けられるようになりました。

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